9月から、やさしい聖書講座を再開しました。
今日はまず、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読みました。
youtubeを探していると、こんな曲も見つけました。
よかったら → https://www.youtube.com/watch?v=DMyUiC24_9A
この詩には、モデルになった斉藤宗次朗というクリスチャンがいたそうです。
彼は、岩手県の花巻に1887年、禅宗の寺の三男として生まれましたが、聖書と出会い、クリスチャンになりました。
当時は、キリスト教に偏見もあり、迫害を受け、職を失いますが、彼は黙々と神様に従い続けました。
牛乳配達と新聞配達をしながら、町の人々のために祈り、子どもに会うと飴玉をやり、仕事の合間には病気の人をお見舞いし、励まし、祈り、彼は雨の日も、風の日も、雪の日も休むことなく、町の人のために祈り、働き、「でくのぼう」と呼ばれながら、愛を貫き通したのです。
彼が、花巻の町を去る日、誰も見送りに来てくれないだろうと思って駅に行くと、そこには、町長をはじめ、町の有力者、学校の教師、生徒、神主、僧侶、一般人や物乞いまで見送りにきたというのです。その中に、宮沢賢治もいたのでした。
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この「雨ニモマメズ」を読めば読むほど、わたしにはキリストの生涯が重なってみえます。
このモデルとなった斉藤宗次朗さんこそ、キリストの生き方を模倣した人なのでしょう。
「そういうものに、わたしは、なりたい」
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次回の聖書講座は、9月24日(水)13:00~です。
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